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びっくり!モモンガは紫外線でピンクに光する!?
びっくり!モモンガは紫外線でピンクに光する!?
モモンガを“ピンク色”に光らせる…?モモンガの蛍光能力
こんにちは
皆さん!
今回紹介するのは
【アメリカモモンガの秘密】究極の進化系?体がキラキラ✨!?
というYoutubeでアメリカモモンガの生体蛍光能力についてお話ししました。
(ピンク色のモモンガ)
アメリカモモンガは紫外線を見る事ができ、闇の中でも色を区別することができます。
それでは、モモンガはどのように見えるでしょうか?
例えば黄色いお花を見る時!
人の目には黄色に見えたとしても、モモンガには赤い色に見えるかもしれません。
なぜなら、花の場合、紫外線で蜂を誘惑します。 例えば、「私に蜜蜜があるよ」と紫外線で伝えているのです。
そして鳥の場合も、交尾や求愛の手段として紫外線を放つと言われています。
もしその時、鳥に日焼け止めを塗ったら? その鳥はプロポーズに失敗するかもしれませんね。
それではモモンガはどうして紫外線を出すのでしょうか?
プロポーズをするために?
モモンガは超音波で会話して、求愛をします。
求愛じゃないとしたら何のために?
紫外線を出せば目立ってしまい他の動物の標的になりそうなのに。。
モモンガの光り方は個体によって少しずつ違います。
特に頭、背中、お腹の部分の光り方が異なります。
もし複数のモモンガの中で、飼い主さんが、自分で育てているモモンガを探す時に見た目だけでは難しい時でも、
体の紫外線の光り方を見れば簡単に見分ける事ができます。
そして、実はモモンガも暗闇の中で遠くにいる友達を紫外線の模様によって区分します。
「お!!あの光り方は、モモ太じゃないか?」と、言った感じですね。
もし、モモンガが鳴き声や匂いを出したら、天敵や他の動物に見つかってしまう可能性があります。
しかし、紫外線を使えば、他の哺乳類やげっ歯類には見る事の出来ないので、
闇の中で静かにお互いを認識するには、最高の方法と言えます。
しかしこのように紫外線で光ると、天敵である鳥(フクロウなど)に見つかってしまうのでは?と、心配になりますが、
むしろ鳥は紫外線で見えると餌ではなく同じ鳥の仲間として認識します。
そのため紫外線を出さない他の獲物を探すようになります。
つまりモモンガは紫外線を見せながら、「私は同じ鳥の仲間だよ」と見せかけて自分の身を守ります。
しかし、この戦術は紫外線を見る事のできない他のリスやタヌキには通じません。
もし、タヌキが襲ってきたら飛んで逃げたりできますが...
リスに寝床を発見されたら…
それでモモンガはできるだけ他の動物に見つからないように昼間は動かず、夜にだけ活動する夜行性になったのです。
特にこの紫外線模様はアメリカモモンガにだけ出る特徴です。
クラウ・コミス(Glaucomys)
今現在では、クラウ・コミス(Glaucomys)という学名で始まるアメリカモモンガのみ、
紫外線を見る視力と超音波で会話する能力があると知られており、
日本・韓国・中国のモモンガにはそのような特徴がありません。
参考に、紫外線はa b cがありますが、一番高い波長である “a波長“ を人工的に作る際に
蛍光ピンク色に見えるけど、 実際に紫外線は人の目には見えません。
なので、モモンガ同士はピンクではなく、白色や黄色に見えるかもしれません。
超音波で会話をする!紫外線を見る! 空も飛べる!モモンガはもはやヒーローではないでしょか!!!
それじゃまたね~~~